豆知識

結婚式の費用が高いのはなぜ?その理由を徹底分析!〜持ち込み料編〜

結婚式の費用で気になるのは持ち込み料ではないでしょうか?ハンドメイドブームで自分で色々作って持ち込みたいと思っても持ち込み料を取られてしまったり。ネットで安く購入してコストダウンしたくても、結局持ち込み料を取られて料金あ変わらないなんて声をよく聞きます。
持ち込み料とは一体どういうものなのか?持ち込みの料金を下げることは出来ないのか?今回は徹底分析していきます!

そもそも持ち込み料って何?

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まず、持ち込みという行為は、結婚式場が提携しているお店などから、自分たちで手配した衣装や物を持ち込むということです。

持ち込む理由として、下記のような理由があります。

  • 提携しているお店の商品は割高だからコストダウンしたい
  • 気に入った物がないので、自分で探したい
  • 自分のこだわりの物や手作りの物を持ち込みたい
  • 両親や祖父母の思い入れある物を使用したい

様々な理由がありますが、特にコストを下げたいという理由が一番多いのではないかと思います。

ではなぜ、持ち込み料が掛かるのでしょうか?

持ち込み料というのは「保管料」と言われております。
主に衣装などは提携していないお店のものを扱うため、結婚式前になれば預けることになります。
そういった際の保管ということであったり、汚れないように配慮していただいたり。そういったことを言っているようですが、そこに疑問を感じるかと思います。衣装であれば、まだ納得がいきますが、その他のあらゆるものに持ち込み料が掛かることになるわけです。そういった場合の保管料というのは納得いきませんよね。

結婚式場が提携しているお店でレンタルや注文いただくと、仲介手数料が発生します。その仲介手数料が結婚式場の利益にもなるわけですね。
また、結婚式場自ら経営しているお店もあります。そういった場合はシンプルにそのまま利益になるわけです。
ですので、持ち込み料がかかるとなれば、多くの場合が結婚式場が提携しているお店を選ぶことになりますよね。
もしも持ち込むことを希望したとしても、持ち込み料が入るともなれば利益を得ることになります。

持ち込み料とはこういった仕組みで成り立っており、結婚式場を経営していく上で重要にしている部分になってくるわけです。

持ち込み料が掛かるものとは?

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結婚式場やプロデュース会社によって細かく異なってきますが、一般的にはどのようなものが持ち込み料が掛かるのでしょうか?

  • 衣装
  • ブーケ
  • アクセサリー
  • 引き出物
  • 引き菓子
  • ペーパーアイテム
  • カメラマン
  • 着付け師、ヘアメイク
  • 映像

結婚式に重要なものは基本的に持ち込み料が掛かることになります。
特に女性は結婚式への憧れがありますから、色々とこだわり満足いく結婚式を挙げたいものです。
コストが掛かってしまうなら、自分で見つけてきたコストを抑えたお気に入りのものを使おう!と思っていても結局はコストダウンできないという結果になってしまうことが多くあるようです。

持ち込み料を抑える方法はないの?

基本的に結婚式場と直接契約すると、持ち込み料が必要になってくると思います。しかし、持ち込み料を抑える方法はあります!
結婚式場も利益が欲しいので持ち込み料を取るわけですが、そもそも契約が取れなければ全く利益が出せません。
そこで持ち込み料のコストダウンもしくは持ち込み料が一切かからないようにするためのポイントをご紹介します。

まず、自分達の予算・こだわりを把握しておく
交渉以前の話ですが、契約する前にある程度の予算と、自分達が理想としている結婚式とはどういったものか?
こだわりたい譲れない部分は何か?そういったことを話し合って明確化することをお勧めします。
自分たちの中で固まっておらず、プランナーさんにお任せしてしまうと必要以上にコストアップする可能性が高くなります。
結婚式場としては、お任せしてもらう方が利益を取りやすくなってしまいます。

契約前に徹底的に交渉する
結婚式は契約するまでが勝負!知っておきたい結婚式場事情
↑こちらの記事でも少しご紹介しておりますが、まず、持ち込み料の交渉は契約前に行う必要があります。契約後は基本的に交渉は出来ないと思います。契約前に持ち込み料についてどれ位料金が掛かるかということを確認し、交渉します!

シーズンオフなど人気のない日取りは交渉しやすい
結婚式の予約が入りにくい時期や日程などは、結婚式場としては色々とサービスしてでも予約が欲しいはずなので、交渉も受け入れてもらいやすいです。交渉次第では全ての持ち込み料が必要なくなったカップルもいらっしゃいます!


結婚式場を選ぶ際は冷静に分析する

結婚式場を選ぶ際には様々な観点から選ばれると思いますが、見学後などに冷静に分析してみてください。

例えば・・結婚式場の場所が駅から近い場合や敷地が広い場合は単純に家賃が高くなります。大々的に宣伝している所は広告費に多くのお金を使っています。そうすると、そのお金をお客さんからお金を回収するしかありません。持ち込み料も利益を得るために多く取られる可能性も大いにあります。

ただ、便利な場所であれば移動するタクシー代が必要ないですし、ゲストへの負担も少なくなるのでメリットも多いのは確かです。ただ、総合的に計算して予算に見合うのか。少し不便で宣伝も控えめだけど、意外と素敵な結婚式場もあるかもしれません。冷静に分析して、よく調べて決めてほしいと思います!

まとめ

おめでたい結婚式の場で、交渉して値切るのは気がひけるなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、結婚式場も利益を上げるために必死さをひた隠しにしながら、巧みな話術で契約に持ち込んできます。

無理して結婚式を挙げるのではなく、自分達の予算に見合った納得のいく結婚式を挙げるために交渉は必須です!値切るというイメージではなく、相談するような姿勢であれば気まずくなることはないと思います。
持ち込み料の仕組みを頭の片隅に置いて契約に挑んでみてほしいです!