結婚式の安い時期や日取り|知っておきたい結婚式の費用

結婚式の安い時期や日取り

結婚式の費用は人生で住宅の次に大きな買い物です。できる限り安く結婚式を行いたいというのが本音ですよね。

「結婚式はやりたいけど費用が高くて結婚式ができない…」

という方のために、結婚式費用を時期や日取りで安く抑える方法をご紹介します。

結婚式の費用の安い時期・シーズン

結婚式が安い時期はズバリ「結婚式を挙げるカップルが少ない時期」です。

夏:8月
冬:1月・2月

月で言うと上記の時期は結婚式を安くできる傾向があります。

結婚式の費用の時期別傾向(月)

結婚式の安い時期

1月・2月

結婚式は閑散期です。気温が低く寒い上に、雪などの恐れもあるため、結婚式の時期としては人気が低めです。その分、値引きや割引きが効き、安く挙げられる場合が多いです。

3月

まだ肌寒い時期ですが、気候もかなり落ち着き、徐々に結婚式が増え始める時期です。穴場なシーズンのひとつです。

4月・5月

結婚式がもっとも多いシーズンです。この時期はシーズンによる結婚式費用の割引などはやや難しいです。4月は桜のシーズン、5月は気候的に大人気です。ゴールデンウィークは招待客の旅行などに重なる時期ですので、ゴールデンウィークに結婚式をご検討の方は前もって予定を確認したりと、招待客への気遣いを忘れないようにしましょう。

6月

ジューンブライドの6月は縁起がいいという点では人気はありますが、日本では梅雨と重なります。6月の後半は特に梅雨シーズン真っ只中となります。6月の前半は穴場な時期です。

7月・8月

7月から徐々に結婚式の件数は少なくなっていきます。結婚式場内といえども、ガーデンにでたり移動したりと汗をかいてしまう場面があるため、結婚式の閑散期となります。そのため結婚式の費用は安く抑えられる傾向があります。

9月

まだ暑さの残る時期なのと台風の影響がある時期ですが、結婚式が徐々に増え始めます。9月も穴場なシーズンのひとつです。

10月・11月

結婚式の大人気のシーズンです。肌寒くなる季節ですが、上着を羽織れば良い時期のため、招待客も過ごしやすいです。その分、結婚式費用の値引き、割引きなどは効きづらく、費用は高くなる傾向があります。

12月

寒くなるこの時期から徐々に結婚式は少なくなってきます。12月の後半はクリスマス・年末とゲストが忙しいのに加えて、結婚式場側もクリスマスディナーのイベントを行っているため、結婚式自体が少ないです。12月の上旬は狙い目の時期かもしれません。

結婚式の安い日取り

結婚式の安い日取り

それでは続いて、結婚式の安い日取りについてご紹介します。(参考:Wikipedia「六曜」

大安(たいあん)

「大いに安し」の意味。六曜の中で最も結婚式の日取りの中で人気が高いです。

友引(ともびき)

「朝は吉、昼は凶、夕は大吉」の意味。大安の次に人気の高い日取りです。

先勝(せんしょう)

「先んずれば即ち勝つ」の意味。「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」と言われています。午前の結婚式は良いと言われている日取りです。

赤口(しゃっこう)

「万事に用いない悪日、ただし正午だけは良い」と言われています。昼の結婚式は良いと言われている日取りです。

先負(さきまけ)

「先んずれば即ち負ける」の意味。「午前中は凶、午後は吉」と言われています。午後の結婚式が良いと言われている日取りです。

仏滅(ぶつめつ)

「仏も滅するような大凶日」の意味。六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣があります。ただし、「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もあります。結婚式には避けられる傾向のある日取りです。

結婚式の費用の傾向としても人気のある日取りであればあるほど高い(値引きのできない)傾向があります。「仏滅」や「先負・赤口・先勝」の日取りは時間帯によっては安くできる可能性が高いです。

直近の結婚式の場合は安くなる

時期と日取りに加えてもうひとつ時期について費用の調整ができる点としては、「結婚式のタイミング」です。

結婚式場は多くの人は8ヶ月〜12ヶ月ほど前に決めていきます。結婚式の準備は大体半年前から始めていきます。

そのため半年を切ってくると徐々に結婚式場側は式の予約が入りづらくなってきます。結婚式場側は空いている日をなくしたいため、半年を切ると割引してでも埋めようとする傾向があります。

ナイトウェディングや平日

その他は平日やナイトウェディングも結婚式費用を安くできる方法のひとつです。

ナイトウェディングは遠方ゲストが帰宅できなくなってしまう点やおじいちゃんおばあちゃんのことを考えて避ける人が多いため、結婚式場としては嬉しい時間帯です。

平日も式場は空いているため嬉しいです。

この2点は日取りや時期以上に費用を安く抑えられる可能性のある部分です。

例えばサービス業の新郎新婦だと平日の方が都合の良い場合があるので、親族の都合がつくのであれば平日の結婚式にするとかなり費用を安く抑えられる事があります。

時期と日取りで安くしてもらう交渉術

時期と日取りについては結婚式場側も調整しやすい部分です。仏滅や8月や1月など人気の高くない時期を選ぶ際には、

「仏滅だけど安くなりますか?」「8月の結婚式は特典などありますか?」など率直に伝えましょう。値引きや割引きを用意しているケースが多いです。

時期によって結婚式を安く抑える方法

以上、「時期」と「日取り」についてご紹介してきました。

結婚式の費用は人気に比例します。日取りと時期をうまく組み合わせて賢く結婚式場探しをすると費用総額をぐっと抑えられる可能性があります。

特に日取りについては最近では気にしない人も多くなっているため、結婚式を安く挙げるには意識しておきたい部分のひとつです。

事前に家族にも確認しておくのが良いでしょう。