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アウトドアウェディングにしようと思った理由。決めたらやること。 〜アウトドアウェディング体験記〜

アウトドアウェディングの体験記を全5回に渡って掲載していきます。

今回はまずはじめに「キャンプ場でアウトドアウェディングしようと思った理由」と「アウトドアウェディングにすると決めたらやること」についてです。

キャンプ場でアウトドアウェディングしようと思った理由

アウトドアウェディングしようと思った理、それは、「ゲストのみんなに一番楽しんでもらえる形なんじゃないか?」と思ったからです。

ふたりは大学時代の部活を通じて知り合ったため、よく部活のメンバーでバーベキューやキャンプに遊びに行っていました。

みんなが社会人となり、忙しくなって、大勢で集まって昔のようにバーベキューしたりすることができなくなったので、結婚式という(比較的集まりやすい)機会に、みんなで集まり、昔のように開放的な場所で懐かしい気持ちに浸りながら過ごすことができたら良いなぁと思いました。

はじめは親族も一緒にキャンプ場のウェディングに呼ぼうかと思っていたのですが、祖父母がいるため、遠くのキャンプ場に来て、野外で長い時間を過ごすのは大変だと思い、別日に親族のみの結婚式を挙げています。そのため、キャンプ場でのウェディングは友人のみのパーティーです。

そしてもう一点、キャンプ場で結婚式をしたいと思った理由は、時間を(あまり)気にすることなく、ゆっくりとその日を楽しみたいと思ったからです。

通常の結婚式場だと「時間」にとらわれることが多いような気がしていました。2時間くらいパーティーで話して、パーティーが終わった後、各グループで2次会みたいな形が多いというイメージを持っていたため、「自分たちも一緒に楽しみたいなぁ」と思っていました。

そのため、キャンプ場ウェディングでは、パーティーを行った後にはその場所で二次会をして、そのあと宿泊もできるという形にしました。

アウトドアウェディングにすると決めたらやること

アウトドアウェディングができるかどうかはここで決まると思います。

アウトドアウェディングするとなったときに決めるものは

  • 場所
  • 料理
  • 運営してくれるスタッフ

その3つだと思います。中でも「運営してくれるスタッフ」は一番大事でかつ難しいところではないかと思います。

場所について

今回の私たちのアウトドアウェディングでは、場所は岐阜県のキャンプ場「八滝ウッディランド」という、もともとよく行っていたキャンプ場にしました。大自然に囲まれ、川や雨が降った時にも対応できる、屋根ありのバーベキュースペースがあることがポイントです。

八滝ウッディランド

管理人さんとも仲が良かったのも決め手のひとつです。キャンプ場での結婚式は、キャンプ場の管理人さんも結婚式の経験が多いわけではないので、やり取りすることがとても多いです。準備することや、使っていいものの確認など、予想以上に多いです。管理人さんとの関係性はしっかりと築くようにしましょう。私たちは度々キャンプ場の仕事の手伝いなどに行ったりしました。

料理について

料理については、はじめは食材だけ用意して「みんなバーベキューすればいい!」と思っていたのですが、食材の準備も大変だし、火の管理も大変だし、そもそもバーベキューしてたら、食べるのに必死で他のイベント楽しむことができないんじゃないかということでバーベキュー案は断念しました。

アウトドアウェディングの料理

そのため、ケータリングをお願いすることにしました。せっかくの結婚式なので、オードブルのようなものでなく、ちょっとおしゃれな感じでできないかなーと探していたら、とても素敵なケータリングを見つけました。それが「neshian」さんです。

neshianさんに出会えたのは本当に幸運でした。neshianさんの料理が結婚式の雰囲気をグッと魅力的にしてくれました。結婚式パーティーの料理の経験が豊富というのもneshianさんの魅力です。

運営してくれるスタッフについて

そして最後に「運営してくれるスタッフ」について。キャンプ場などの野外でウェディングパーティーを行うには3パターンほどあるんじゃないかと思います。

方法1.パーティープロデュースの会社に依頼
方法2.パーティープロデュースの補助の会社に依頼
方法3.友人に依頼

方法1の「パーティープロデュースの会社に依頼」はクレイジーウェディングのような会社。
おそらく、会場装飾や料理など、何から何までやってくれる。おそらくすごい結婚式ができると思う。でも費用もかなり高そうだし、何か、すごすぎて、逆に自分たちのイメージが違うような気がしました。

「ありもので何とかおもてなししようとがんばった」ような、ふたりの温かさや努力が見えるような、そんなパーティーにしたいと思っていました。

そして、会費かかるから「行きたいけどちょっと…」と思ってほしくないなと思いました。(ちなみに会費制で1万円にしています。)

方法2の「パーティープロデュースの補助の会社に依頼」と方法3の「友人に依頼」のふたつで悩んでいました。

方法2の場合、「H.O.W(Happy Outdoor Wedding)」は、ふたりが中心となってつくる結婚式を大切にしていて、温度感としてはとても近いなと感じていました。

でもどうせなら、友人たちと一緒にできれば、より想いのこもったものができるんじゃないかという気持ちがありました。

友人に結婚式のプランナーを元々やっていて、自身の結婚式でもとても素敵な結婚式をしていた人がいたため、その人に聞いてみてダメならH.O.Wにお願いしようと思っていました。

その友人に話してみたところ、快くOKの返事をもらいました。しかも、カメラマンやサポートしてくれる人(こちらも共通の友人)に声をかけてくれて、比較的スムーズに運営サポートチームができあがりました。

こうしてキャンプ場での手作りアウトドアウェディングの第一歩が始まりました。

次回はパーティーの内容についてご紹介します。